paso.gif写真館のデジタル日記


6月10日

 メガネ屋さんに行ってきた。ちょっと北見まで用事があって、そのついでにメガネのフレームでも見ようと思って立ち寄った店が凄かった。

「さ、最近のメガネ屋さんてススンでる!」

 カメラを持っていなかったので現場を再現できなのだけれど、店に入ってフレームを見ていると店員がうれしそーな顔をしてこっちを見てる。「あっ、だめだめ見てるだけ、そうやって客をマークするのはやめろぉ」と思ったのも束の間、「フレームですか?どうぞこちらへ」ときた。マズイ。「買う気はないんだ、いかんいかん。あっそんな立派な椅子に座らされたら...わたし..もう」という妄想をしていると、なんとデジタルカメラらしき物を店員が取り出してきて私をパチリ。「え?今の何?」と呆然としていると横のモニタに私の顔が...噂には聞いていたが、モニタの上には金色の極太明朝体で

「デジタルメガネマッチングシステム」お客様に似合うフレームを瞬時にスーパーコンピューターが判定いたします。業界初!

と書いてある。「スーパーコンピューター」というあたりに制作者の気合いが感じられて泣ける。次々と「お似合いですよ」という候補が現れて、値段も出てくる。システムを作った人間がワルノリしたのか、「お似合いのフレームベスト10」とかいう物が音楽付でずらずらと表示される。凄すぎ。なんとか断って店を出たのだが、あの「お似合い」のフレームをさがすアルゴリズムはどうなっているのだろう。いずれにせよ、自分がかけるメガネをコンピュータに選んでもらうのはあまり気持ちのいいもんではないな。


6月09日

 葬儀用遺影写真の依頼。フィルムレコーダーを入れてから2回目。今回は服装などの画像を部品として予め出力サイズにあわせて作ってあったので作業はスムースにできた。スキャニングからネガ完成まで約1.5時間。従来の切り貼り作業では平均約1時間でネガまで作っていたのでもう少し短縮したい。スキャニング後のゴミ取りに一番時間がかかる。また、なまじ簡単に修整していけるのでついつい「やりすぎる」と言う傾向がある。肌のしわを消しすぎて本人と別人にしてしまったりするとさすがにマズイ。どの辺でよしとするか決めてかからないとダラダラと時間が経っていく。

 関東方面から来るお客さんはなぜかフィルムにウルサイ。たまたまマニアだけ来ているのかもしれないけど、フィルムに関して言えば、普段私しか使わない「リアラ」が飛ぶように20本、30本と売れていった。確かにまわりにリアラを常時在庫しているのはウチぐらいだが、1日に「リアラの客」が何人も来るのはめずらしい。リバーサルフィルムに関してもこの辺りでは非常に需要が少ないため常時在庫している店は少ない。ウチの場合、マニアのお客さんも多いので大体の種類は置いているのだけれども、それを見つけたお客さんが「やっと見つけた」と言わんばかりの顔で手にとる。地元のお客さんなんか見向きもしない「レンズクリーニングキット」や「フィルム防水収納ケース」なども不思議なぐらい売れていく。

 数年前、プロの写真家の○×凸之がフィルムを買いに来たことがある。「RDPを300本」と言う。「そんなにない」というと、「なーんだ田舎の写真屋め」という顔をして帰っていった。確かに商売をしている以上できるだけ客の要望にこたえるのがスジだが、このときばかりは

「バーロー! プロならフィルムぐらい用意して撮影に出かけろ」

と大声で言ってやりたかった。


6月08日

 色の問題はさておき(おいといてイイノカ?)、電線消去をやってみた。初めてやったわりにはウマクいったみたい。ネガに出力してEサイズに焼いてみたけど、ほとんどオリジナルからクオリティは落ちていない。階調トビがないとは言えないけど十分通用すると思う。
densen00.jpegdensen01.jpeg ただ、思ったより時間がかかって、はっきりいって「ドット絵師」の様な作業だ。大体電線10本ほど消すのに3時間強かかった。慣れればもっとはやくなるだろうけど単純作業の繰り返しだけにツライ。フォトショップのスタンプツールを使ってやってみたのだけど電線が3本以上交差していたり、建物のベランダなどと重なる部分は困難をきわめる。もっと他に楽勝でこなす方法があるのではないだろうか。研究の余地あり。

 ウチが取り引きしている工事屋さんは黒板の入れ換え、不要物の消去、凄いときには川の水位変更とか降雪部分の消去などとてつもない注文を持ってくる。今まで「根性」でそれらの仕事をそれなりにこなしてきたが、やっと解放されるときが来たようだ。確実に、切り貼りで修整するよりクオリティは上だし、何といっても以前葬儀用写真の話でも書いたけど作業する本人の精神状態が安定するのです。切り貼りしていた頃はイライラして周りにあたったり、ストレスがバンバンたまった。安らかな日々が待っていればいいのだけれど...


6月07日

 色があわない

 スキャナの色をモニターにあわせて、やっと大体こんなもんかという感じになってきてホッとすると今度はフィルムレコーダーの出力がおかしくなる。逆に出力されたものからあわせていっても何故かウマクいかない。AGFAの説明書にはガンマ値を揃えろと書いてある。説明書通りにガンマ値を1.0にしてあわせていったら、シャドウの階調がおかしくなった。もう、わけわかんなくなってきた。PhotoTuneもColorSyncもKCMSも嫌いだ〜。だれか、教えてくれ〜。

 かれこれ48時間寝てない。むろん、この「色があわない」問題を解決するために...もう限界。寝る。


6月06日

 車買いました。スカイライン。4枚ドア。しかもAT。「男だったらキメテみな」だかなんだかのキャッチフレーズにものの見事にハマッタ。我ながら情けない。CMのキャッチコピーにはめられるとは....。

 ウチの親父はパジェロに乗っているので出張撮影のときはもっぱら親父の車で行くことが多いのだけれど、たまに機材が積みきれなかったり、親父が出払っているときは私の車で機材を積んで出かける。そんなら「おとなしくバンでも乗ってろ」と突っ込まれそうだけど、車好きなもんで4枚ドアとはいえスポーティさが欲しかったんです。さすがにこの年になってスープラとか乗る勇気はなかった。友人の安瀬氏は数年前まで真っ赤なMR2に乗っていたけど、「そろそろ落ち着くか」というか実はもっと凄いことが起こって(ナイショ)今はカルディナに乗っている。私の予想では車好きの彼のことだから30前にもうワンブレークするんじゃないかと密かにタノシミにしているのだ。

 この田舎では車は必需品だ。と言い切ってしまおう。どこに行くにも車がないとはじまらない。私が東京で写真の勉強していたころは「車なんていらん」「車は敵だ」と思っていた。でも、田舎に帰ってきて、こうも交通の便が悪いと車に頼らないと生活出来なくなってくる。バスは1時間に1本あるかないか。JRの駅は数年前にとっくにない。そうは言っても渋滞の中を運転するほど車好きじゃないので札幌辺りまで出かけるなら列車に乗っていく。

 一つだけ分からないのは、結婚式の披露宴会場に車に乗っていく人達。ホントにお酒飲まないで帰ってくるの?そういうときぐらいはケチらないでタクシー使えばいいじゃない。捕まったらタクシー代より高くつくよ。


6月05日

 先日の運動会スナップの見本作って、注文書作って、集配回って、証明写真数件あって、赤ちゃん写して、保険屋のおばちゃんとタワムレて、客の高校生の持っていたエアガンいじってたら夜になった。いろいろなページでアダルトの世界にどっぷりとつかっていたら昨日というか今日の深夜2時を回っていた。なんかBEKKOAMEでヤバイ画像のせてた奴が捕まったそうだけど、なんか複雑な心境。ちらりと聞いただけなので事実関係どうなっていたのか分からないのだけど、国内にデータがあると捕まるんだろうか?海外のデータに直接リンク張ったりしてもダメなんだろうか?

 フジ系列ニュースJAPANで磁気データを預かる商売の話がでていた。なんか100メガバイトで数万取るそうだ。高いのか安いのか分からない。でもニーズがあるんだから商売になるのだろう。でもこれも絶対じゃないよな。保険でもかけてるんだろうか。でも、いくら保険かけたって失ったデータは戻ってこないよな。阪神大震災で生協本部が壊滅してデータが全部ぶっ飛んだ話も出ていたが、想像するだけでゾッとするな。

 もっと小規模の、例えばウチのハードディスクデータその他がぶっ飛んだら....バックアップないし、帳簿は全部この中だし、取引先のデータもこの中だし、紙媒体に残ってない物はぜーんぶアウト。やっぱり考えただけでゾッとする。以前、どうでもいい(というかデータの入ってない)ハードディスクがクラッシュしたときは深刻に考えなかったけど、なんかミラーリングとか考えよう。ちなみに耐火金庫にフロッピーとかMOいれて保管したつもりでも、火事になったらアウトだそうだ。紙より磁気データの方が弱い。そいでもってデータ保管専用の金庫があるみたいです。値段は...高いみたい。


6月04日

 なんか、Netscapeの動作がおかしい。あるページに行くと必ず凍りつく。3.0b4を使っているのだけれど「なぁ〜んか動作が不安定」とりあえず、ニフティからVersion 2.01I [ja]を金払って落としてきた。すこぶる快調。やっぱりちゃんと買わなきゃだめなのかも。テレビのCMで「買わなきゃハドソン」というのがあるし、ちゃんとソフトは買いましょう。いや、私はちゃんとソフト買ってますよ。誤解しないでね。

 ○×農協に集配に来ていたラボが来なくなったらしい。距離的にかなり遠いのだが、なぜかウチに「サービスサイズ1枚*円で卸せ」と言ってきた(*は限りなく0に近い)。馬鹿者!そんな値段で卸せるわけないだろっ。無理です無理。と言ったら「無責任プリントでも構いませんから」ときた。「なおさら無理」と言って断った。これ以上ちまたに変なプリントを増殖させたくない。最近、「現像料のみ!プリント無料」という奴等が現れてきた。どんどんやればいい、そしてどんどん散っていくのだ。この土地の人はあまりにも安すぎる物に対して異常なまでの警戒心をもっているお客さんが多い。フィルム一つ買うにしても、「どれでも大した違いはないです」と言っても値段の高い方を買っていくお客さんが多い。まあ、景気が悪い悪いと言いながら実は結構みんなお金持ちなのでこうなるのだろうけど、この土地はそういう土地柄だ。事実、10円プリントとか9円プリントの店は早々に散っていった。

 「サービスサイズ」という言葉がきらい。なんで「サービス」なんだ?ニュアンス的に「無料」というイメージでしょ。だいたいこんな言葉は昔はなかったはずだ。「サービスサイズ」のサービスって何のこと?サービスじゃなかったら、どんなサイズになるのか?通常サイズとか馬鹿なこと言うんだろうか?「サービス価格」と言ってくれるならまだ分かるんだけど。でも、自分でもこの言葉かなり便利に使っちゃってるからあんまり大きな声で言えないんだけど...


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