フィルムサイズ・撮影コマ数 

 135というのは35mmフィルムという意味です(135というのはJIS規格で、135型という)。その後の数字が撮影枚数です。「135-12」なら12枚撮り、「135-36」なら36枚撮りです。「35mm判って良く聞くけど、何が35mmなわけ?」という疑問があるかたもいると思いますが、単純に、「フィルムの幅が35mmだから35ミリフィルム」という事なだけです(笑)。もともと今使われている35mmというサイズのフィルムは映画用フィルムの標準サイズでした。これを、あの有名?なライツ社がスチルカメラ用(ライカ)に流用したのが1925年のことで、この時の画面サイズが24×36mm。これが現在に至るまで変わらず残っているという次第です。35mmの事を「ライカ判」と呼ぶ人がいるのも、この歴史の名残でしょう。同じ35ミリ規格のフィルムを使うカメラにハーフサイズカメラというものがあって、これは画面サイズが24×18mmです。つまり映画の一コマ分の大きさです。この規格の場合は12枚撮りなら24枚、36枚撮りなら72枚というふうに通常表記の倍の撮影枚数となります。パノラマ判というのもありますが、これはそのぶん大きなフィルム面積を使っているわけではなく、13×36mmでつまり35mm画面の上下をカットして使ってます。勿体ないですねぇ。

 以前、ウチにいらっしゃったお客さんが「12枚撮りと36枚撮りだと、36は3倍だから写りが悪いのか?」という質問をされました。確かにそういった疑問が出てきても不思議ではないでしょう。ビデオテープでは長時間録画用などはテープ自体が薄かったりすることがあるそうですからね。しかし、写真用のフィルムは12枚撮りも36枚撮りも違うのはフィルムの長さだけで、中身は全く同じ物です。ビデオの3倍モードのように同じ長さの物を使っている訳ではありません。もともと35mmサイズフィルムは36枚撮り(約1.6m)が最初であるため、パトローネ(フイルムの入っている金属性のケース)もその基準に合わせて作られていますので36枚撮りだから写りが悪いということはありません。最近ですとコニカが使い捨て「もっと・ミニ」に本体サイズを小さくするために(つまりパトローネが小さい)フィルムのベースを薄くしたものを使っていますが、写りはさほど変わらないか、むしろフィルムベースが薄くなったことによってピントに対して有利に働いているかもしれませんね。

他のサイズ
 他にフィルムサイズには幅16mmのカートリッジ入のポケットカメラ用(110型)や幅が60mmのブローニーフィルム(120型・220型)と呼ばれるものがあって、俗に中判フィルムと呼ばれています。昔の二眼レフもこのタイプのフィルムを使います。ブローニーの主な画面サイズは6×4.5cm、6×6cm、6×7cm、6×8cm、6×9cmなどががあります。撮影枚数は使用する画面サイズによって変化し、6×6cm判で換算すると120型なら12枚、220型なら24枚撮影できます。
 この他にシートフィルム(大判)と言って、ロール状になっていないフィルムもあります。4×5インチ、5×7インチ、8×10インチなどがあります。

APS
 APSについても少々触れておきましょう。このフィルムは基本的に(というかネガの場合)利用者が中のフィルムを見ることはできません。フィルム画面サイズは16.7×30.2mmで35mmのハーフ判とどっこいのサイズです。このフォーマットに関してはまだまだどうなるかわかりませんが、今のところ15、25、40枚撮りというのが発売されています。

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